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■腰痛の原因とは
腰痛はほとんどの人間が一回は経験するといわれており、現在 日本でも4人に一人の方が腰痛で苦しんでいます。
お尻とハムストリング
腰痛の原因となるとすぐに腰部だけに眼が行きがちですが、お尻と大腿後方部(ハムストリングと呼ばれる筋肉群)にも眼を向ける必要があります。お尻の表面は厚い脂肪に覆われていますが、深層部は複数の筋肉が縦 横 斜めと複雑に交差しています。この筋肉は大腿骨に付着して股関節を形成し、足をあらゆる方向に動かせるように作用する役割を担っています。
しかし、私達の毎日の生活では股関節をめいっぱい動かすことはほとんどなく、歩く時に足の伸展と屈曲の組み合わせぐらいしか使いません。
そうするとどうなるでしょう。
毎日あまり使わない為に筋は徐々に硬く縮まり、血管も収縮し血行が悪くなります。そしてその周辺の細胞が活性化できず、老廃物が溜まって痛みが発生するのです。
腰椎と骨盤(仙椎)
人間の脊柱は頚椎(首部 7個の椎骨)
胸椎(胸部 12個の椎骨)
腰椎(腰部 5個の椎骨)
仙椎(骨盤部 仙骨と尾骨)という構成になっています。
腰椎をみると下にいくほど伸展、屈曲の可動域は大きい。しかし、頭部、胸部などの上体の重量がかかることで大きな負担を背負っています。その下に骨盤部の仙椎が土台としてあります。
腰椎と骨盤とハムストリングと殿筋
さて、腰痛がなぜお尻、ハムストリングと関係があるのでしょう。
前屈の場合、腰椎は全体で50度まで屈曲が可能ですが、それを超えて曲げようとすると今度は骨盤が前方に傾きはじめます。
このお陰で深く前にかがめるようになりますが、ハムストリングや殿筋が柔軟でないとこの動きが制限されてしまいます。
ハムストリングの動きが硬いと腰椎が前屈するのに対し、骨盤はハムストリングに引っ張られて逆に後屈し、結果的には分離して腰を痛めてしまうのです。
ですからハムストリングや殿筋の血行を良くし、弛緩させておくことが大切なのです。
お腹と大腿前方部
これとは逆にお腹と大腿前方部に痛みのある腰痛タイプもあります。
■腰痛施術
(1) 問診
現症状、症状経過、生活習慣などをお聞きします。
・身体を動かすと痛いですか(運動時痛)
・安静にしていても痛いですか(安静時痛)
・夜になると痛いですか(夜間痛)
(2) 動作確認
身体を動かしていただいての痛みの増減をお聞きします。
(3) 触診(タオルの上から致します)
・お腹に痛みがあるか
・ねじり運動ができるか、どこに痛みがでるか
・ハムストリング(大腿後方部)に張りがあるか
(4) 基本手技
頭から足の先まで、全身に指針を当てます。
(5) 症状別施術
「お腹痛みタイプ」、「ハムストリング張りタイプ」の症状に合った
施術を致します。
(6) ストレッチ、セルフケア指導
・アキレス腱を伸ばす
・ハムストリングを伸ばす
・お尻を伸ばす
・腸腰筋を伸ばす
・簡単でどこでもできるストレッチがお勧め
・就寝前と起床後に直ぐ実施がお勧め
・「気持ちいい」の感じがお勧め |
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